YEEZYでさえ履いてナンボのTA2OWです。
ただ、どれだけスニーカーローテーションを組んでも、電車の立ち位置や時間帯に神経をすり減らしたても、たとえ歩き方そのものを変えたとしても、いつか必ず訪れてしまう悪夢が「スニーカーソールの底減り」。
宇宙空間であれば底減りはないでしょうが、この青き地球で懸命に生活する以上、スニーカーの底が減り続ける螺旋からおりることはできません。
しかし時は21世紀、あるんですよね。ソールを保護して減りを軽減させるアイテムが。その名もRESHOEVN8R SOLE SHIELDS-ソールシールド!
名前の通りスニーカーのソールを保護してくれます。実は結構前から気にはなってたんですが、スニーカーにそこまでせなアカンのかと思い、購入することなく今までスニーカーと向き合ってきました。
しかしYEEZY BOOST 350 V2は思った以上に底減りのスピードが速い。
重要なのでもう一回言いますね
YEEZY BOOST 350 V2は想定範囲外の底減りスピードなんです
前置きが長くなりましたが、YEEZYに限らず大切なレアスニーカーの宿命の一つである「カカトの底減り」と向き合うため、ソールを保護すべくスニーカーヘッズ必見のアイテムをゲット。
RESHOEVN8Rはリーシュブネイターと呼びます。お値段は良心的な3,758円
さぁ、本題にいきましょう。
SOLE SHIELDSの使い方
まずはこちらをご覧ください。
観ての通りこのSOLE SHIELDSさんはスニーカーの底全体を覆うことで、スニーカーの底減りのリスクを極力軽減しようぜメーーン!っていうなんともアメリカ的なアイティムなんですね!
そんなSOLE SHIELDSに手を出さなかった唯一の理由が、映像でもわかるように密着後のソールのテカリ。
なんだろ、これがあまりにも生々し過ぎるというか、、個人的にこのテカリが自己美学的顕示欲的な何かを満たしませんでした。
が、YEEZYの底減りの現実を目の当たりにした瞬間、やっべぇぞと。すぐソール保護優先に路線変更。
YEEZY BOOST 350 V2を手に入れるにはお金積む以外に手はないので、テカリどうの言ってられませんからね。まじで。
ソールシールド装着画像
YEEZY BOOST 350 V2にSOLE SHIELDSを装着した画像がこちらです。
いかがでしょう?気になってたソールのテカリ、まったく気ならなくないすか?めっちゃフィット。
というか、これでカカトのソールの減りを気にせず、この母なる大地の地球を群雄闊歩できる時点でオールオッケー!
SOLE SHIELDS装着準備編
さあ!ではソールシールドを貼っていきましょう。
まずは前日にJASON MARKKを使って底を洗いつつ、汚れや小石などの詰まりをしっかり取り除きます。
JASON MARKKの使い方は以前記事にしているのでこちらをどうぞ!
右が洗った後。左が洗う前です。残念ながらBOOST部分の汚れと黄ばみは何をしても落ちませんでした(泣
この写真を見てもらうと、透けて見えてくるかかと部分のBOOSTの白さの違いから、底減りの度合いもわかるかと思います。
YEEZY BOOST系はソールの形が特殊で、汚れは簡単に落ちてくれない上、汚れが目立ちやすい形状なので、さらに歯ブラシを使って細く洗っていきます。
すっかり綺麗になったのでしっかり乾燥。
寝る前に洗っておいて室内で乾燥させておくパターンが個人的には好きです。
SOLE SHIELDS装着実践編
SOLE SHIELDSを開封。中身はこんな感じで、一足分のスニーカーソールをシールドできるアイテムのみ入ってます。
アルコールペーパーなるものが同封されているので、しっかりと油分と汚れを取り除き、SOLE SHIELDSの定着率を上げましょう。
次にハサミで切るアタリを取るわけですが、注意すべきポイントとして、ソールシールドの裏紙側の方にスニーカーを乗せてアタリをとります。
ツヤのある方が表。
サラサラした方が裏紙側です。
このサラサラした方にスニーカーを乗せて、ソールにそわしてアタリを取っていきます。
このアタリは水性ではなく油性マジックで書くことをオススメします。
僕は水性で書きましたが、案の定この裏紙は水性をはじきました。
これは危ない。
ソールシールドを裏紙から剥がす時に、はじかれてるマジックが手について、その手でスニーカーを触ったりすると、マジックがスニーカーに付いて「まじフ◯◯ク!」と、思わず声と下品な感情が出てしまうので注意してください。
慣れない人は面倒でも油性マジックを探すか買うするのがベターです。
多く巻き込んだ方が剥がれにくいというメリットがありますが、デメリットは横から見た時にテカリが見える点でしょうか。 僕は見た目を優先させたかったので、少しだけ巻き込む程度にしようと思い、アタリ通りにカットしました。
多く巻き込みたい人はアタリよりも少し大きめにカットすれば良いと思います。
ボールペンでもオッケイです!アタリが取れたらハサミで切ります。
裏紙からソールシールドを剥がしてYEEZYの底に置きます。
位置が決まったら指で定着させていきます。貼り直しは効くので落ち着いて位置を確かめてください。
後からわかったことですが、この時点で底の凸凹に指や爪をはわせて、しっかりソールシールドを密着させると仕上がりが綺麗になります。
ソールの端まで巻き込めたら、ソールシールドにドライヤーを当てて素材を柔らかくしつつ、タオルなど柔らかい素材のものを使ってしっかりと凸凹に馴染ませます。
僕は仕事でカッティングなどを貼ることがあるので、この手の作業は慣れているのですが、一つ誤算だったのが、かなり熱を与えたわりにはソールの丸みに思ったよりも馴染まなかったこと。
普通は熱を加えることでどんな面にも吸着していきます。
平面は問題ありませんが、きついアール面(丸みのある面)+ソールの凸凹が障害となった面の定着率は低かったです。
もう少し定着するかと思いましたが、これはソールシールドを剥がしても、レアスニーカーの底に粘着が残らないことに重きを置いているんだろうと自己解釈。
ただこれも想定範囲内だったことと、写真のように個人的には気にならないレベルなので綺麗に仕上がったので全然オッケー!
最後に滑り止めシールを好きな形に切り、貼って完成です。
滑り止めシールを貼る位置はスニーカーの底を見て、すり減ってるところに貼れば良いかと思います。BOOSTの文字が隠れたのは残念ですが、歩く時のクセや重心は人それぞれなので、必ずしもここに貼らなければならいという場所はないと個人的には思いました。
ソールシールド装着後のYEEZY BOOST 350 V2がこちら
シルエット…
ぜんっぜん問題あらへんやん
ソールシールドまじで良き!
一通り歩いてみましたが、グリップも効くし底減りや汚れを気にしないで歩けることの喜びには無敵感しかありません。
ここまで目立たないのであれば、最初からソールシールドで完全保護し、ソールとBOOSTを守っておくべきと後悔しました。
これを読まれた方はぜひ後悔して欲しくないですね。
個人的には耐久性が気になるところ。レアスニーカーの底を保護してくれるとはいえ、4000円は決して安い金額ではないので頻繁に張り替えるわけにはいきません。
個人的にはローテーションの中で半年持つかどうか、半年持ったとして粘着は残らないのか。
また、完全に底をラップしたのと同等なので、呼吸ができないことによるソールへのダメージはないのか、なども気になります。
剥がれやすいタイミングや環境、期間なども含め、ローテーションの回数も意識的に調整をして検証してみたいと思います!
YEEZY BOOSTオーナーのみならず、履いてナンボ派のプレミアスニーカーオーナーには本当にオススメな商品です!
追記
2日間それぞれ合計2〜3時間程度、アスファルトメインで歩いた後の靴底です。
汚れてはいますが、擦れるどころか傷一つ付いていません。擦れたなと思った時はあったんですがソールシールドの名は伊達じゃないですね!端の際どい部分も浮いてくるかと思いましたが、歩くたびに圧着されるのか、意外にも問題ありません。
1年後の追記
この一年で2回張り替えました。ソールシールドが減ったのではなく、汚れてきたから替えた感じです。
ソールシールド自体は剥がすのは簡単ですが、糊(のり)の粘着が結構残ってて、キレイに取るのが大変でした。粘着具合をみると夏の灼熱のアスファルト系による感じですね。
写真は張り替えてから半年以上経過した写真です。全くもってYEEZYどころかソールシールドにもダメージはありません。
すり減って汚れてるのは付属の滑り止めのシールです。ローテーション次第では1年は持つと思います!