自論は「美味しいご飯を食べたらその地域が好きになる」TA2OWです
食に一切の妥協なし。
さて!いのたに本店さんといかりや珈琲店さんのおかげで初徳島大満喫中なんですが、港町にきたからには鳴門の渦潮育ちの新鮮なお魚で締めくくりたい。
しかし港町はそれっぽいご飯屋さんが多く、他府県民にはどこのお店が美味しいのかネットでもわかりにくいのが正直なところ。
絶対ハズレは引きたくない気持ちから、地元の人にも愛されるお店・びんび家さんを教えたもらったので行ってきたんですが、これが美味しさ・ボリューム・コスパ、その全ての期待を裏切らない最高のお店だったので、びんび家さんの魅力をたっぷりご紹介したいと思います!
鳴門の海鮮料理の名店「びんび家」で魚尽くされる
マイナーなお店かと思ってたんですが、どうやら「びんび家」さんは徳島県鳴門市では名店中の名店のようです。
場所は徳島駅からだと車で北へ上がって海岸線の国道11号線へ沿って30分ほどで着きます。駐車場は広くて停めやすい!
こちらのお店、瀬戸内海を一望しながらお食事がいただけます。が、僕らは夜に伺ったのでもちろん真っ暗。
夕方までだと最高のロケーションですね!
店内はテーブルと座敷がある広々とした小綺麗な大衆食堂です。
僕らが行った19時頃は混雑していなかったので座敷に座らせていただきました。
メニューも豊富にあって、シンプルに「海の幸カレー」なるものに惹かれてしまいましたが、色んなお料理をいただきたかったので「おまかせ定食」の鯛とはまちを注文。
お刺身のほかに天ぷら・創作一品・わかめのおみそ汁が付いてきます。
もう食べる前から美味しいって言ってしまいそうなこのラインナップでお値段2,000円は破格すぎ!
僕は鯛をいただきましたが、鳴門の渦潮でもまれてるだけあって、噛めば噛むほど甘く味わい深くなる引き締まった身と弾力はさすが。
明石育ちでも納得の一品。めちゃくちゃ美味しい!!
わかめのみそ汁が主役なんじゃねーの
えびの天ぷらも身が詰まっていてプリっと完璧。創作一品も日替わりで、行く日によってはサザエや煮付けなどに出会えたりと、どれも主役級なわけですが、もう何がびっくりしたってこのわかめのみそ汁です。
これはもう次元が違います。
現状日本でおみそ汁カテゴリーなんて頭一個出てるのはせいぜい豚汁くらいでしょう、でも違います。
わかめが主役のみそ汁なんて聞いたことがない。
それも量の話じゃなくお味の話。これは日本の常識がくつがえった瞬間でした。
それもそのはず。こちらのわかめ、地元の人でも珍しがるほどの鳴門わかめと魚介の出汁のコラボ。
鳴門海峡育ちの鯛もはまちも全国屈指のレベルを誇ります。味もその辺のそれとは次元が違います。
でもわかめのみそ汁って言われて「わかめたっぷりですね」 って言うシルエットから繰り出される斜め上の味のギャップに驚かない日本人はおそらくいないでしょう。
いたらもうその人のパスポート取り上げたい。
ちょっと伝わりにくいと思うし、これを言ったら「行ってみよ」って思ってる人の4割くらいの気持ちをそぎ落としてしまうかもしれませんが言いますね。
この鳴門わかめのみそ汁を飲みにきてください
記憶を更新する忘れられない味になると確信しています。
びんび家メニュー一覧
- びんび定食 3,500円
- おまかせ定食 2,000円
- えびフライ定食 1,400円
- 海の幸カレー 1,500円
- あわびカレー 3,000円
- 伊勢えびみそ汁 1,800円
- わかめみそ汁 200円
地元の方っぽいお客さんはカレーを注文されてて、これもやっぱり美味しそうでした。次回はカレーも注文したいと思います。
徳島に来たらびんび家は必須です
海育ちの人間は都会でお魚を食べようとは思いません。
いや、大阪でもルートや仕入先にこだわってる新鮮なお魚が食べれる美味しいお店はあるんですけどね、でも港町の鮮度にはやっぱり敵いません。
びんび家さんでそのことを、身体の芯からちょっと打ち震え気味に実感しました。
お店の入り口脇にはお土産コーナーも充実。
なかなか行く機会がない土地やお店だからこそ、間違いない至極の一品を味わっていただきたい思いからの毎度の食レポなんですけど、もし徳島へ立ち寄られる時があればびんび家さんはほんと行ってください、そして感想教えてください。
わかめのおみそ汁のギャップを共有しましょ(ぇ