Apple Watchが発表されてから購入するまで、実に6年かかりましたitzTA2OWです。
ちなみに腕時計自体は20年以上付けていません。
Apple製品と向き合うには根気が必要です。その辺りが、シリーズ6でようやく解消され始めたので、今だったらおすすめできる。
20年以上腕時計を身に付けなかったくせに、Apple Watchは寝る時も毎日肌身離さず左手に装着している僕が、Apple Watchは敷居が高いと思ってる人や、スマートウォッチを何買おうか悩んでる人に向けて、Apple Watch series6の魅力を紹介したいと思います。
特別なことをしなくても特別楽しいApple Watch
今回はアプリが必要だったり、何か特殊な設定が必要とかではなく、Apple Watchを購入するだけで誰もが平等に体験できる、地味な感動体験集です。
「iPhoneすら使いこなせてないのに」なんて思う必要はまったくありません。
Apple Watchを手にするだけで、このエントリーのすべてを体験することができます。
時間や通知の確認のたびにiPhoneを出さなくていい
「Apple Watch買ってよかったことはなに?」と聞かれる度に、まっさきに「時間や通知の確認のたびにiPhoneを出さなくていい」と伝えます。
買うまで気づくことのなかった大きな魅力のひとつです。
というか、ポケットからiPhoneを出す今までの自然な動作が、意外に煩(わずら)わしかったことに気づきました。
もっとありそうなものですが、僕に勧められてApple Watchを買った友人は後日、笑いながら「めちゃくちゃわかる」と言ってました。笑
別の販売員の友人は、「《連絡待ち》の日の仕事中の確認の煩わしさから解放された」とも。
バイブは鳴ってるのにiPhoneをいちいち確認できない(見てはいけない)タイミングをApple Watchが解決してくれます。
特に、iPhoneをカバンに入れて日ごろ移動することが多い人は、Apple Watchにくる通知で不急かどうかを確認できるのが嬉しいポイントですよね!
iPhoneを出し入れする動作がなくなることが、こんなにも快適になるんだ!と、感じ続けている発見です。
Apple Watch series6の充電持ちがいい
今でも「毎日充電の必要がある腕時計は腕時計じゃない」という考え方は変わりません。
なので「腕時計のようなガジェット感覚」と「ファション感覚」で身に付けています。
電池の持続力に関しては、新機能の「血中酸素濃度」や「脈拍測定」は毎日行いながらの現在の設定や使用方法で、丸2日は持ちます。
購入するまでは正直この点がネックでした。ただ、Apple Watchと生活を共にする中で、この心配は一瞬でなくなりました。
アラームが連動してバイブする
僕にとってこれが1番のサプライズだった機能!
たまたまApple Watchを付けたまま寝落ちした時があって、朝アラームと共にApple Watchがめちゃくちゃ震えるんですよね!
びっくりして、すぐに目が覚めました。
もちろん「慣れもあるんじゃないか」と聞こえてきそうな機能ですが、朝本当に弱くて起きれなかった万年寝太郎の僕が、ここ1ヶ月半のあいだ、毎日Apple Watchのアラームで起きれてることに、正直僕自身が驚いてる神的機能です。
余談ですが、僕は片耳が幼稚園の時から聴こえなくて、朝の寝返りの位置によってアラームが聴こえない(遠くの方で聴こえる程度)ことも多く、ずっと悩みの種でした。
電車の車掌さんが宿舎で使っている、アラームと同時に自動で起き上がるベッドって買えるのかどうか、探したこともあったぐらいです。
Apple Watchのバイブは2段階で調整できるので、「はっきり」しておくだけでOK。Apple Watchを付けて寝るために、以下の充電スケジュールに設定しています。
▼現在の充電スケジュール
2日目:朝の残量=63%-帰宅時の残量=28%-充電-就寝前の残量=100%
帰宅してからお風呂上がりまでの数時間で、Apple Watchをフル充電するスケジュールです。
デフォルトのマップアプリとの連携が神
いまだ若干頼りない「iPhone純正マップアプリ」は、Apple Watchと連携することで神アプリに昇格しました。
iPhoneを持ち始めた3GS以降、地図アプリといえばGoogle Mapsしか使ってこず、iPhone純正マップアプリが登場してもフル無視。まったく使えませんでしたからね。
ところが、Apple WatchはiPhone純正マップアプリに連動してるということで、目的地を設定して一度使ってみたら、これがもう目からウロコ状態!
案内中、曲がるタイミングでちゃんとバイブで知らせてくれますし、イヤフォンしてる場合はガイドの音声も流れます。もちろん、道順やマップを確認したい場合はApple Watchをチラ見するだけ!
iPhoneを持ったままウロウロする、あの野暮ったいシルエットが何処か消えてなくなりました。こんなスマートにマップアプリを体験したことはなかったので感激です。
この機能は、特にUberEatsなど、今の世を支えてくれている自転車配達員さんなんかに使いやすく安全な機能だと思うし、車の運転の補助的機能としても便利です。
自撮りがはかどる
これは僕の実体験ではないですが、女子たちはこれに大喜びしています。
iPhoneのシャッターをApple Watch側で押せるんですが、iPhoneで映し出してるアングルがちゃんとApple Watchの画面に反映されるので、集合写真の時だけでなく、使い方次第では便利な機能だと思います。
ヘルスケアアプリで目視する健康の楽しさを知る
僕は仕事そのものが運動のようなものなので、特に日常的に意識して身体を動かすことはなく、ヘルスケアアプリを起動することはほとんどありませんでした。
Apple Watchを身につけることで「血中酸素濃度」や「脈拍」や「心電図」がヘルスケアアプリに同期され、Apple Watchを外すのは帰宅後すぐ~寝るまでというスケジュール上、歩数や睡眠など大量にデータが記録されるように。
若い時からたまーに不整脈(脈飛び)があったんですが、心電図アプリも重宝していて「正確なデータが目視できる」ことで、より意識が向き、認識すること自体が楽しくなります。
というか、そもそも自分の生活スタイルや、日々の運動量って知らないじゃないですか。知る術が今までなかっただけで、可視化されることで意識って変わるんですね。
特に睡眠時間に関しては謎が多いというか、
・4時間がいい
・最低6時間は必要
・8時間は間違い
なんて、何が真実なのか分からない情報しかない世の中で、自分のベストな睡眠時間を、計測データと照らし合わせて検証できるようになりました。
ミュージックアプリをコントロールできる
今までなら、iPhoneのミュージックアプリで音楽を聴いている時、再生/停止や一時的なリピート、ボリュームの上げ下げなど、iPhoneを取り出して操作しなければいけませんでした。
Apple Watchがあれば、iPhoneを取り出すことなく、Apple Watch上で操作することができます。(コンプリケーションという、ホームに置く機能で)
これもとても便利な体験で、自転車や車などの乗り物に乗ってる時に、特に実感します。
Apple Watch側でミュージックを再生することもできますが、そうするとApple Watchの電池の減りが凄まじいので、僕はiPhone側で再生している音楽をコントロールするのに使っています。
iPhoneを探す機能が地味に便利
「iPhoneどこいった?」の景色とセリフは、日常生活のお決まりになりました。
大阪人お得意の「iPhoneに足がはえて、自らの意思で歩いてどっか行きよった」という、自分のせいにしない便利なセリフですね。
・ベッドやソファの隙間
・トイレに置きっぱなし
・洗濯カゴの中
・カバンの奥底
・書類に埋もれる
・車の座席やダッシュボードの中
・ビーチマットに置いた荷物のどこか
iPhoneを肌身離さず触りまくる僕でさえの実体験です。
特に旅行など、普段とシチュエーションが変わった時によくどっか行きます。
それがApple WatchでiPhone側を鳴らすことができるので、だいたいの居場所を特定できるので探しやすさアップ!
人のせいにする前に発見できるので、人間関係に波風がたたないのがいいですね。
年に1回は、ガチでiPhoneが行方不明になる僕としては地味に助かる機能です。ちなみにApple Watchを購入して1ヶ月半が経ちましたが、すでに4回ほど鳴らしてます。
ファッションの1部として毎日楽しい
これも意外にあると思う側面なんですよね!
僕は天邪鬼なので、流行ってるものをあんまり身につけたくないタイプですが、Apple Watchは「流行ってる」を通り越して、残念なほど特別感はもうありません。
だからこそ、かっこいい&可愛いスポーツバンドやレザーバンドも種類豊富に発売されているので、個性を出しやすくなっていて、オリジナリティを楽しめるので天邪鬼さんにもオススメ!
バンドの色と靴下やスニーカーを合わせたり、派手な色でポイントに持ってくるなど、カジュアル・フォーマル・ストリート問わず、バンドひとつでファッションの1部としてのガジェットの存在感を楽しめるのもApple Watchの魅力。
ちなみにオススメするApple Watch本体のカラーは断然ブラック!
カラバリが豊富なので迷うし、無難に落ち着くのってちょっと抵抗あると思いますが、どんなバンドにも違和感なくしっくりキマッて、色んなバリエーションを楽しめます。
Apple Watchは使いこなせなくたっていい!
先日たまたま実家に帰ったとき、71になる僕の母親が、急にApple Watchを欲しいと言い出したのにはビックリ。
というか、改めて考え直しましたが、転倒検出のSOS機能もふくめて、お年を召したかたの方がApple Watchは向いてますよね。今度プレゼントしようかと思っています。
Apple Watchがあることで、生活が一変する!とまではなりませんが、使いこなせなくたって《毎日が少し楽になり楽しくなる》ことは間違いありません!
iPhoneを持ってる人で、まだApple Watchを手に入れてない人は、ぜひApple Watchと過ごす日常を体験してみてはいかがでしょうか:)