スニーカーヘッズがフォローしているインスタのタイムラインでは、誰もが一度は見かけたことがあるであろうコレ
その名もシューキーパー!
普段は革靴などカジュアルな足元に使用されるシューキーパーですが、それと同じようにスニーカーもメンテナンスするのが粋な時代になりました。
これが今のトレンドです。
合皮のスニーカーならまだしも、ランニングシューズのように柔らかい(などが比較的出来にくい)素材に使用するとはさすが常識にとらわれない海外のスタイリストですね。
シワプレミアスニーカー+シューキーパーという異色のコラボがインスタで大ヒットシワして、世界のスニーカーヘッズやファッショニスタを中心に爆発的に広がっていきました。
ただシューキーパーってなに?っていう人もいまだ多いと思うので、今回はシューキーパーについて詳しくお届けしたいと思います。
シューキーパーの特徴
ローカットやランニングシューズが流行りの昨今だからこそ、ストリートカルチャーを愛する僕らは目にするようになったであろうシューキーパー。
ビジュアル先行感は否めませんが、シューキーパー本来の役割は、どうしても出来てしまう歩きジワを伸ばすためのもので、カジュアルシーンでは昔から紳士の方たちに愛用されてきたグッドアイテムです。
またシューキーパーは素材によって調湿・脱臭効果もあるので、見た目だけではなく、消耗品のイメージがあるスニーカーを、長く愛することのできるファッションアイテムの一つにしてくれます。
3種類のシューキーパーの色々
ネットで「シューキーパー」と検索すると、いくつかのパターンが出てくると思います。ただしスニーカーの素材によってシューキーパーの種類を使い分けないと、スニーカー本来の形を崩してしまうので注意が必要。
シューキーパーはおおよそ以下の3点になるので、それぞれのメリットと特徴をご紹介します。
木製無垢材シューキーパー
シューキーパーといえばこの形が真っ先に思い浮かぶんじゃないかってくらい定番のシューキーパーです。
値段も平均2〜4,000円程度と決して安くはありませんが、一番のおすすめポイントは木製無垢材を活かした、調湿や脱臭効果、本体とバネの固さゆえの形状維持。この手のタイプは履きジワを力強く伸ばしてくれます。
僕はこの木製無垢材タイプのシューキーパーを愛用していますが、バネの固さゆえにランニングシューズなど、繊維を編んだスニーカー系は伸びてしまう傾向があります。
実際YEEZY BOOSTに試しましたが縦方向にギンギン伸びてしまいそうだったので、シューキーパー自体をカスタム。一旦バネ部分を取り外し穴の角度を開け直して、さらに工具を使ってバネを短く切りました。
僕のYEEZYはサイジング自体が結構キツかったのですが、シューキーパーのおかげでちょうどいいサイズに伸びてくれたので良かったです。ただ、スニーカーのサイズがジャストの人はこの手のシューキーパーを使用する場合は注意が必要ですね。
向いているカテゴリ
革靴/スニーカー類
IKEAシューキーパー
値段も安く、かつ最近グイグイキテるシューキーパーといえばイケア。文頭に載せたインスタにも使用されている、透明のシューキーパーです。
イケアのシューキーパーのメリットは、安いことと、バネの伸縮が木製に比べてそこまで強くないこと。靴を伸ばすことなくシルエットをいい感じでキープしてくれます。
デメリットとと言うほどではありませんが、強いて言うならプラスチック製のため、シューキーパーそのものに調湿や脱臭効果はありません。
気軽にシューキーパーデビューするならIKEAシューキーパーですね!
向いているカテゴリ
スニーカー類
木製無垢材スライド型
個人的に木製バネ式シューキーパーの見た目が好きなのでかなり推してきましたが、シューキーパーといえばこのスライド型が実はド定番です!
このタイプは持っていないので色々調べたんですが、バネ式とメリット・デメリットはそこまで大差ないようですね。こちらも靴の素材によっては伸びるものもあるとのことです。
向いているカテゴリ
革靴類
注目すべき逸脱の消臭効果!
YEEZYを履いた日は必ず木製無垢材のシューキーパーを次履くまで入れっぱなしで気づいたことは、いくらローテーションを組んでいるとはいえ、この3年履いているYEEZYが全く匂わないこと!
これは本当にすごい。まじでビックリしました。
匂い=雑菌ですから、調湿による雑菌の繁殖が抑えれてるとなるとプレミアスニーカーの寿命は長くなるだろうし、木製無垢材のシューキーパーを入れておくことのメリットは果てしなく凄まじいなと感じました。
シューキーパーを買った当初は、3,000円代はちょっと高いんじゃないかという印象でしたが、ちゃんとしてる木製無垢材のシューキーパーはカビの繁殖もなく調湿しながら大好きなスニーカーを守ってくれると思うと安い買い物をしたと今は思います。
マジでスニーカーヘッズにシューキーパーは必須アイテム
プレミアスニーカーであっても履いて楽しむ派のあなたならシューキーパーは必須アイテムです!
特に本気で大切にしたい一足があるなら、木製無垢材のシューキーパーにするべきです。
僕の使い方は、木製タイプのシューキーパーのバネを取り、つま先の木製部分だけを靴の中に入れています。こうすることでスニーカー自体を必要以上に伸ばさずに調湿・脱臭だけをすることができます。
ちょっとことしたなんですが、こういったことの積み重ねでスニーカーの寿命が長くなることを考えると、一足分はあってもいいんじゃないでしょうか!
それではよいスニーカーライフを:)