速くて旨くてまぁまぁ安い。サッとしっかり朝ご飯に最適な立ち食いうどん。
みなさん毎日ご苦労様です!朝ご飯食べてますか?朝ご飯にしてはちょっと贅沢ですけど、たまには立ち食いウマウマうどんを食べて一日乗り切っていきませんか!?活力が違いますよ!!
とか言って、晩ご飯にも充分対応できるクオリティと旨さ!!
場所はJR京都駅校内の2階改札口すぐ隣にあります。隣といっても改札内なので間違っても駅から出ないように!
その名も「麺・串・釜炊きおにぎり 門左衛門 麺.串.」。
僕は立ち食いうどんを喰らう場合、よほどのことがない限り肉うどんを注文する。
天ぷら関係は天かす精製のためにお店で揚げてる所は多いが、肉うどんのメインでもある牛肉はお店によってはレトルト的なやつを入れる所もあったりと、味だけでなく質そのものに違いが現れると勝手に思っている。
事実ここ麺串さんは「この牛しぐれ自分とこで作ってんじゃねぇの?」っつー旨さ!もう一回写真を載せたいと思うが本当に旨い!!そして見てくれこの肉のボリューム!!
サイドを固めるのは最強の塩おにぎり
メンズ諸君はうどんだけだと物足りなさを感じる方も多いはず。
麺串さんに行った方は是非一つ頼んで欲しいのがこの塩にぎり(一個100円)。ちなみに僕は必ず2個オーダーするゴリ押しの一品。必須アイテムです。
塩で握ったおにぎりと漬物という本当にシンプルなもの。写真を見て感じ取ってほしいのは盛り付けのおおらかさではなくピンクの物体。これカブの漬け物で、めちゃくちゃ旨い。
この辺りがさすが京都といった感じで、うどん→肉→塩にぎり→ダシのルーティンの合間などに口休めでつまもうものなら、誰しもが立ち食いうどんのクオリティをはるかに超えていると感じるだろう。
普通の人が一年の中でどれほど立ち食いうどんを食してるのかわからないが、僕はまぁまぁ食べている方だと思う。しかし、おにぎり系の付け合わせ的な漬物にこのクオリティのものを出してくる駅構内の立ち食いうどん屋は人生初。
またこのゆず七味が肉うどんと相性抜群!苦手じゃなければこちらで食べていただくと最旨感で昇天して、ついついレベランスをしてしまうだろう。
食べる度に感じる細部にまで渡るこだわり。「たかが立ち食いうどん」を「されど立ち食いうどん」に昇華しているのではないか、というこの気持ちにこの漬物が確信のピリオドをうったのだ。
察しの通り、僕のベクトルはどちらかと言うと肉うどんよりもこの「立ち食いうどん屋にあるまじきハイクオリティ」な塩おにぎりに傾いている!
出汁に関して個人的には60点
東の方なら違和感はないかもしれないが西の、特に関西の人ならツッコミたい人もいるんではなかろうか。
そう、写真を見てもわかる通り出汁の色がなかなか濃いのだ。関西特有の、黄金色に輝く出汁ではない。実際のところ節感より醤油感が比較的味も強い。
ただこれは好みの分かれるところ。
僕は旅行や観光や仕事など、毎日色んな土地、国の方が行き来をしている京都だからこそ、平均的な味付けにているのかな、と思っている。なにせエスカレーターも東と同じ左立ちだ。
だがしかし、そこを差し引いても立ち食いうどん業界トップクラスといえる麺串さんに僕は太鼓判を押したい。
今回のマジで
「絶品!大阪は放出で出逢えた本場の味「うどん 色彩」におじゃましました!」でも少し触れましたが、全国様々なバリエーションがあるうどんの「ウマウマ定義」っていうのは難しいし、庶民食だけに不味いうどんに当たることもなかなかありません。
しかしここ麺串さんは、立ち食いうどん業界でも頭一つ出てると思います。22時前は満席になるとかすごいですよね、立ち食いうどんが。。。
JR京都駅構内となるとなかなかタイミングが合わないかもしれませんが、頭の片隅にでもインストールしていただいて損はないと思います!
機会があれば是非!!