
我が家には1歳半になるゴールデンレトリバー(メス)がいる。
生後2ヶ月でお迎えになって早いもので1年経つが、最近とにかく抜け毛がすごい。
もう本当にすごい
パートナーたっての希望とタイミングで我が家に来たゴールデンだから、犬の知識ゼロの僕はただ抜け毛の量にびっくりする毎日だ。
今回はそんなゴールデンの抜け毛と日々格闘するエントリー。
もしこれからゴールデンを飼おうと思っている人も、参考にしてもらえたら嬉しい。
なめていたゴールデンの抜け毛
僕のパートナーはとにかく知識が豊富で、犬種から飼育方法、フードにいたるまで知識がすごい。
だからゴールデンを飼うまでの間も、あれこれと教えてもらっていた。反対こそしなかったが、そこまで犬猫に興味がない僕が、唯一気になったのが抜け毛。
特にアレルギーがあるわけではないが、服やクッションなど、いたる所で存在感を発揮する抜け毛はシンプルに嫌だった。
とはいえ、コロナ禍の去年にこの写真が急に送られてきた数日後、我が家にきた。
抜け毛はすごいと聞いていたが、こんなもんかと過ごした1年後の、抜け毛の量がハンパない。
そりゃそうだ。
1年前はパピーだから、今と同じシーズンでも抜け毛なんて知れている。
毎日毎日、来る日も来る日も25kgの巨体が笑顔で大量の抜け毛を振りまくっている。まじハゲるんじゃないかってぐらいの毛の塊がそこら中にいる。
掃除は1日4、5回はしているのに、だ。僕だってそこまで暇ではないのに、だ。
ゴールデンレベルが高いパートナーはたいして犬の毛が気にならないようで、服に、布団に毛がついてようが、味噌汁やご飯の中に毛が入ってようが、笑顔で「アクセサリー」とか言って毎日元気に過ごしている。
ゴールデンへの愛か、O型の宿命か。A型の僕はただただストレスだ。
とはいえ、一緒に過ごせば情もわくもので、ゴールデンと快適に過ごすために中古のダイソンを手に入れた。
セカンドストリートに行ったとき、たまたま状態が良いものがあったので、何も考えず買ったのだが、これがめちゃくちゃ良い。
ゴールデンを筆頭に抜け毛が多い犬を飼うなら、ダイソンは必須といって良い。
朝起きたらダイソン。
毛だまりを発見した瞬間にダイソン。
ブラッシングしながらダイソン。
ダイソンすごい。むしろダイソンを飼ってる気がする。
ダイソンに対して今まで1度も物欲をかられたことはないし、周りでダイソンを持っている人がいないから勧められもしない。
タイミングが合ってたまたま購入しただけだが、めちゃくちゃ良いじゃないか。
ダイソンで抜け毛と向き合う
仕事はマキタのバッテリー式工具を愛用している僕だが、家庭の掃除機はACの方がパワフルだということを信じてやまなかった。
だが、掃除機のコードレスってめちゃくちゃ便利じゃないか。というか『よし。掃除すっか』のテンションができる前にダイソンを持って毛を吸っている。
充電式の掃除機は、掃除に対する意気込みがいらないことに気づいたファーストサマーだった。
ダイソンを手に入れても毎日毎日、来る日も来る日も25kgの巨体が笑顔で振りまく大量の抜け毛は止まらない。
ブラッシングだって毎日しているが、ファーストサマー・ゴールデンの抜け毛はとんでもない。
これはある朝だけの量だ。『クッション作れるんじゃない?』のレベルじゃない。公害レベルの毛が、家のあちらこちらから存在感を解き放っている。
ゴールデンの毛は軽い。
掃除を完遂したつもりでも、家具の下で隠れている抜け毛たちが、窓から入る心地いい風で一気にコンニチワだ。
2日ほど掃除をなまけたような光景が、掃除をしたすぐ後にくり広げられる。そなことはしょっちゅうだ。
日々抜け毛と格闘する僕は、改めてゴールデンを飼っている人や、ゴールデンを愛する人たちに畏敬の念を抱いている。
あの人たちの目は、きっと抜け毛が見えない特殊仕様なんだ。
僕はゴールデンへの愛が足りないんじゃないかと悩んでいる。
自覚はあるし、抜け毛を可愛いと思えるように努力したことも一瞬あるが、無理だった。
むしろ今は新型のダイソンを買おうか真剣に悩んでいる。ダイソンへの愛がものすごく深まりつつある毎日だ。
ゴールデンと1年向き合ってきた僕は、『ダイソンはローンを組んでも買う価値がある』ということを学んだ。
新型のダイソンは9万円と高価だが、全然ありだと思っている。
数年落ちでこのレベルの満足感からグレードアップし、さらにレーザーでゴミが見えやすくなって、ペットの毛が絡まない『毛絡み防止スクリューツール』まで登場なんて最高じゃないか。
あの吸引力、あの使い勝手、あのシンプルで掃除しやすい構造。
ダイソンは本当に完成された掃除機だと思うし、ドライヤーや扇風機が高額なのにも関わらず売れる理由が理解できた。
僕の持っているタイプは音が大きいようで、うちのゴールデンはダイソンの音を聞くとなぜかテンションが上がって、より毛をまき散らしている。
新しいタイプは音も静かだから、中古を探すなら2016年以降のものがいいだろう。それでも十分値打ちがあるし、満足のいく体験はお約束する。
なぜなら我が家のダイソンは2013年のものだからだ。
8年前のモデルでこのレベルとこの感動。分割で新品を買う価値があることを少しでも理解してもらえたら嬉しい。
ゴールデンは長生きしても10年ほどだという。
この短い時間を家族として共に過ごし、たくさんの思い出とたくさんの抜け毛が心に刻まれていく。
だから本気で伝えたい。ゴールデンを飼うなら、ダイソンを買え。
ゴールデンレトリバーはダイソンという新たな体験を与えてくれた。
▼▲グリーンレーザー!