関西メシ

三ノ宮でカレーそばの超名店「長野屋」さんに行ってきた。/三ノ宮【兵庫】

投稿日:2016年3月12日 更新日:

こんにちわ!ちょっと最近飯ネタが続くTA2OWebです。

TA2OWebで取り上げる飯ネタの全ては「美味い」「コスパが高い」「お店に入りやすい」といつ3つの共通テーマがあります。

「美味しい」と「コスパが高い」のバランス感覚は「安いのに美味い」ではなく「この美味さでこの値段?!」と感動があったお店のみエントリーしてます。例え値段が高いものだとしても明らかに「このクオリティでこの値段は安くね?!」という基準が何よりも大切にしているポイントです。

さらに「お店に入りやすい」ということを特に大事にしています。わかりやすく言うとグリルミヤコ本家尾張屋 本店がまさにその際たる例なんですが、ありえない料理がカジュアルじゃなくても、一見であっても入店できるという、庶民に対して切り開かれた匠の技に料理人としての本懐や読者の方への公平性を感じるからです。

そんな勝手なこだわりを見事にOVER BUCKした今回のお店は三ノ宮にある信そばの老舗「長野屋」の名物カレーそば(850円)

去年から明石の実家に少しのあいだ身を寄せている関係で、神戸〜三ノ宮への出入りが増えたので行きたい気持ちはあったんですが、とにかく再訪し辛い。あとで記述しますが一年近く行くことができませんでした。ところがたまたま先日タイミングが合い行くことができたので、ここぞとばかりにエントリー!

ここは僕が幼稚園くらいから親に連れらて行っていたお店なので約30年近く前からの常連です。笑

やっぱりいくつになっても美味いもんは美味いですよね!

長野屋のカレーそばは喰らう価値100%

「今日は絶対海老天うどんにしよ!」そんな食欲と決定意思を「絶対なんてこの世にないんだぜ?」と根底からくつがえす力を持つ店内でのカレースメル。こちらのお店は名物とあって誰もがカレーそばを注文するので、入った瞬間からカレー+かつお出汁の相まった、日本人に生まれたことを誇りに感じる香りが店内に充満しています。

写真を見てなにこれ?っと思わずにはいられないすっと描かれた魅力的な円。

これ、ウスターソースです。

カレー+かつお出汁+αがウスターソース!?と思われる方もおられるかもしれませんが、深みと香りが倍増して食欲がかき立てられてたまりません!もうこれがカレーそばのデフォルトでいいんじゃないの?と思ってしまうほどのヨダレ倍増アイテムです。

ちなみに神戸はわりとなんでもウスターソースをかける傾向が強く、豚まんはウスターソース+練り辛子が定番です。でもこのことが関係してるかは謎。

おそばは店名にある通り、手打ちの信そばを使っていて伸びとコシが全くもって他のカレーそばとは別格。見事なほどカレーそばの常識を美味しくアップデートしてくれます。

器のフチ限界まで攻めているカレー出汁はトロトロ感がハンパなく、カレーが飛び散りる気配すらないほど餡ががっちりそばに絡み込んでくれています。カレーうどん系の定番の「白シャツ気にする系」がないので安心してズズッてください!

食べ方のコツは配膳されたらそばを底からしっかり混ぜてカレーと馴染ませること

そうすることで餡でそばが固まらず美味しくいただけます。かき混ぜずに食べようとすると店主の方から「下の方からそばをグッとかき混ぜてから食べてや!」とアドヴァイスをいただけちゃいます。笑

親子丼が素晴らしい

僕は長野屋にくるとカレーそばと親子丼(700円)を必ず注文します。

定番はカレーそばとご飯なんですが、長野屋さんの親子丼がこれまた絶品で、ピリ辛のカレーそばとのルーティンを円滑に進めてくれます。甘めの出汁がガッツリとしゅんだ卵と鶏肉たちがご飯に絡んでもう最高。うどん処最高峰の瞬間です。

これは多分、幼少の時に細胞にインプットされた「美味しい」という記憶と情報がそうさせてると思いますが、普通にめちゃくちゃ美味しいので、カレーそばだけでは物足りないメンズは是非注文してみてください!

お店へのアクセスは高架下

お店の場所は三ノ宮西口を出られてそのまま右(西)方向にまっすぐ進むとファミリーマートがあるのですが、その手前に二階へ上がる階段があります。

初めて行く方はちょっとわかりにくいかもしれませんが、この看板が目印です。

階段を上がってすぐ右にジャパニーズトラディショナルスタイルな入り口があります。

開店時間に要注意!

冒頭で「なかなか行けない」と記述したのですがこの長野屋さん、営業時間が月〜土曜の11:25〜16時となかなかタイトなスケジュール。僕は仕事が終わって行ける時間帯ではなく、地元で働いている人しか行きにくい営業スタイルとなっています。

以前はもっと厳しくて平日のみの営業でかつ14時まで。何か事情があったのかもしれませんが、とにかく僕からすると、長野屋さんのカレーそばが食べれること自体が奇跡でした。笑

もしこの時間帯で行ける人は是非都合つけて行っていただきたいほど全力でオススメのカレーそば屋さんです!

カレーそばまとめ

こちらは50年以上続く老舗のお店で、カレーの深みと信そばとのバランス+ウスターソースのアクセントには歴史の厚みがあり、配膳された瞬間にそのこだわりの全てを感じることができます。

その結果、今も三ノ宮の名店として昔から地元の方から永く愛され続けている信そば+カレー+ウスターソースというスタイル。ここほど完成されたカレーそばとはいまだ出会ったことがありません。

トリコ風に言うなら、マイフルコースにランクインするほど至極の一品であるカレーそばは一度は食べる価値あり!お近くの方は食べていただきたいと思いますし、旅行で来られた方も「カレーそばくらい全国どこで食べれるやん。」と言わずに一度は食べてみてください!神戸の名産ではありませんが、これは絶対的な名物です:)

ご馳走さまでした!

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Makanania(マカナニア)管理人。ex.TA2OWeb. スニーカー・Mac・沖縄・デニムマニア。2022年から沖縄県宮古島市に移住。大阪と宮古島でダンススタジオ経営/店舗内装業/ダンサー派遣業務を経営するINKS合同会社 CEO

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