俺といえばパスタ。パスタといえば小麦。小麦といえばラーメン、どうも@itzTA2OWです。
国道2号線といえば山陽〜大阪間の下道を東西に繋ぐ、兵庫県民ご用達のメジャーウェイ!
三ノ宮までは海側の町並みを、三ノ宮から大阪までは山の手を感じながら車で走る、そんな国ウェイ2号線の阪神間は、老舗からニューエイジまで軒を連ねるラーメン激戦区として総関西にその名を轟かせています。
そこで今回は後輩の誕生日祝いを名目にしてラーメン激戦区巡りを決行。ただラーメンを食べてお腹いっぱいになるのではお祝いにならないので、「一日」ではなく「晩ご飯」で3軒ハシゴ!この奇行のターゲットになった名店を順次ご紹介します。まず一軒目はこちら!
国道2号線沿い。芦屋の名店「ふうりん」
僕が初めて食べに行った10年以上前から君臨し続ける芦屋の名店です。
今回は3軒回る内の一軒目ということもあって、控え目に注目したのは味玉がのった「たまごらーめん」(750円)。
ふうりんさんの特徴はなんといっても白菜入りのガラ醤油のあっさりスープ!
しかしただのあっさり系ラーメンではない。しっかりと鶏ガラが効いていて、口にふくむと舌にコクが残るのに、一口食べ終わると満足感とともにスッと喉へ引いていく。この口の中にいやらしく残らない絶妙なコクが次の一口へと箸を誘います。
麺は中細のストレートで、小麦もほのかに香り、ガラ醤油のスープと相性は抜群。もう少し麺が硬くてもいいのかなと思いますが、主張しすぎていなく全体のバランスが気持ちいい仕上がりです。
後輩はご飯を食べに行っても「うまい!」とか唸るタイプではなく、多少マズくてもその食材の中にある褒め所を探そうと努力し、納得しようとする力が働く、よくわからない性格で、かつ好きなラーメンは豚骨系。ところがふうりんのスープ一口目で「うまっ!」と声を上げてました。意識を超えて本能に訴えてくる、どこか懐かしい味を研ぎ澄ました旨さがふうりんの魅力だと思います。とにかく最後の一滴まで飲みやすい!
ガッツリ食べたい時のオススメメニュー
今回は悔しくもたまごらーめんにしましたが、ふうりんに来たらぜひ食べていただきたいのは「角煮らーめん」!そしてそのサイドを強固に固め、胃袋をバックアップする「ぎょうざ」と「おにぎり2ケ」も外せません!!
■角煮らーめん(920円)
「ふうりんらーめん」や「たまごらーめん」のようなスタンダードなラーメンも普通に美味しくいただけますが、ここに来たら是非食べてほしいのは「角煮らーめん」!
角煮のボリュームさることながら、あっさりガラ醤油のスープに角煮のタレと旨みが溶け込んでコクが生まれ、あっさりした味わいがよりしっかりとしたラーメンイメージに寄ってきます。
■ぎょうざ(300円)
ここの餃子は本当に美味しいので是非食べてください。ただ他府県の人を連れて行ってビックリされるのは「味噌ダレ」が出てくること。阪神界隈のラーメンのほとんどは味噌ダレが出てきます。これがまた豚のひき肉の旨味を口の中で一層引き立ててくれるので最後の一口まで食欲をそそり続けます!
僕がオススメするのは、味噌ダレと酢醤油を2:1の割合で混ぜて食べる方法です。これがツウな食べ方でウマウマ必至!!!
■おにぎり2ケ(おかか&昆布)
炭水化物に飢えるメンズはお供にぜひ!どちらか1ケだけでも注文可。
今回のマジで
いやーー、10年ぶりくらいに行きましたがやっぱり美味かった。
時間帯によっては混雑してるので要注意。昔は店の前の国道に路駐してましたが、今はすぐ近くにパーキングがあって、お店で食事したら30分は無料になるのでだいぶありがたいシステムになってました。
道頓堀「神座(かむくら)」のパクリと言われることもあるようですが、神座はスープにキレとコクがあり、ふんりんはまろやかなコク。と、僕はどちらも違う方向性をもってると思っています。
また女性にも食べやすく喜ばれるラーメンなのでデートコースが神戸の時は是非ふうりんをラインナップしてみてください!