ウエアハウスのデニムは、さまざまなLotがありますが、ピスネーム(赤いネームタグ)がデニムにがっちり止められている(閂止め)モデルが多くあります。
レプリカデニムの歴史を紐解くと見える出来事が原因のこれですが、この紐を解くのはもちろん個人の意志なので全く問題ありません。
履いていくうちに丸くなっていって存在感すら無くなっていしまう部分ですが、やっぱりヒラヒラさせたい!そんな方はピスネームの閂止めを解除しましょう。
洗濯乾燥する前にするのがオススメなので、気になる方はぜひチャレンジしてみてください!
ウエアハウスの閂止めの糸を切ってほどく
購入時はこのようになっています。
まず最悪のことを想定して、裏側から紐解いていきましょう。
(表からだとピスネームと同じ赤い糸でわかりにくいというのもあります)
ただこの赤い糸を切るというだけの行為ですが、全集中しないとデニムを切ってしまうので細心の注意と根性で切っていきましょう。
ちなみに僕は仕事でカッターの使い方に慣れているのでこうしてますが、裁縫道具で糸を切る小道具もありますので、初めての方はそちらがオススメです。
ゆっくりと下から上へ逆手にして撫でるように、一本一本を刃から伝わる感覚を頼りに切っていきます。
そうすると徐々に糸が浮いてきますので、これもカッターの刃の先端を使って取っていきます。(ここが一番神経使いました)
裏側から浮いた糸を取っていくと、締まっていた表側の赤い糸が浮いてくるので、表側からもアプローチ。これも刃の先端を糸に引っかけて抜いていきます。
あとは裏と表を往復して、根気よく粘り強く数回繰り返せばこのようになります。
無事デニムを傷付けることなく閂止めを解くことができました!
洗濯すると穴は消える
閂止めを解除すると「GENUS(ジーナス)」という単語が出現!
目に見えて糸の穴が開いているのがよくわかりますが、かなり綺麗に取れたのではないでしょうか?
裏側は文字が逆転した両面の赤タブです。
ここから洗濯→乾燥機40分後のピスネームの仕上がりがこちら!
糸も締まって綺麗に穴が消えてくれました。少しクタッた感じも雰囲気が出て良い感じです。
閂止め解除まとめ
何気にこの閂止めもクールだなと思っていて、個人的には好きなのですが、やはり封印が解かれた赤タブを見るとグッときます。
ただ、カッターの使用は推奨しませんので、チャレンジする方はデニムを傷付けないように細心の注意と集中力でお願いします。
ブランドの提案そのままで着用するのも良し。ピスネームの封印も解くのも良し。いずれにせよ、自分の身体にしか出せないアタリが必ず出て、唯一無二のデニムが仕上がりますので、ピスネームをそこに加えてみるのも一興かもしれません:)