1日でかなりの量のネット記事に目を通す中で、良いなと感じる偏向が少ない、意義のあると思う記事を抜粋してまとめました。
普遍的な記事をどこかでまとめておきたいものの、Safariに保存すると膨大な量になり、Twitterだと埋もれやすいので、自分のブログにリンクで保存しようと考えました。
シンプルに、自分のための忘備録のようなストックリストをコメント付きで公開する、シンプルな誰得なコーナーです。
よんでほしいニュース
▼Apple Watchシリーズ6を持っている方で、心電図のデータを取っている人におすすめ。
Apple Watchで「心電図」取れる事の重大な意味 | スマホ・ガジェット
2019年12月、アップルCEOのティム・クック氏が来日した際、慶応義塾大学病院を訪れたときのことは、週刊東洋経済プラス(アップルのティム・クックCEOが慶応病院に行ったワケ)でお伝えした。クック氏は、Apple Wat…
日本ではついこの前までApple Watchで心電図は利用できなかったが、解禁にいたるきっかけなどが描かれていて、慶応義塾大学病院開発のアプリの紹介もあって面白い。
紹介されているアプリは研究に役立つように、ヘルスケアアプリを介してデータが慶応義塾大学病院のサーバーに同期されるとのこと。
こういうApple Watch経由の、より正確かつ信頼できるデータを積み上げていくことで、国や医学会にApple Watchの利便性をアピールできるのではないかと思うし、そうすることで新しい機能の承認スピードも上がるのではないか、と勝手に思っている僕は、アプリをDLして使っています。
▼太陽光発電(PV)と電気自動車(EV)を組み合わせた、未来の理想型を感じさせてくれる記事
系統電力に依存しないゼロ・エネルギー・ハウス向け電源システムの仕組み|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
こちらは、系統電力に依存しないゼロ・エネルギー・ハウス向け電源システムの仕組みのページです。日刊工業新聞社のニュースをはじめとするコンテンツを、もっと新鮮に、親しみやすくお届けするサイトです。
EV自動車や太陽光発電に興味がある僕にとっては、とても有益な記事。
価格帯は800万円と、最新のシステムではリーズナブルな価格帯とは思うが、普及を考えるとなかなかまだ実用的ではない。
もう少しリーズナブルになるか、もしくは国からの補助金を導入できるようになるなどして、多くの家庭に普及してもらいたいし、僕は取り入れたいと思う。
▼EV自動車の新しい可能性と価値をフォードが示す
フォードの“走るバッテリー”は非常時の備えになるか:新しい電動ピックアップトラックが搭載する給電機能の価値
米国で最も売れているクルマであるフォードのピックアップトラック「F-150」の電気自動車(EV)版が発表された。給電機能のある大容量バッテリーを搭載し、住宅の停電時に最大3日分も電力を供給できるというこのEV。気候変動による自然災害が多発する米国において、“非常時の備え”として注目される可能性が浮上している。
「どうせならバッテリー型のEV車があったらいいのに」とかなり前から思っていた僕にとっては、強烈に胸を打たれた記事。
それを自身も大好きなピックアップトラックのF-150(通称ワンフィフティ)がやってのけてしまった。
いくつかの実用的な機能を追加している。上位モデルには家庭用電源コンセント11口が用意されており、出先で電動工具を使いたいときなどに便利だ。
さらに
F-150 Lightningの特徴である9.6kWの電力を住宅に供給できる能力について、カーネギーメロン大学でエネルギー政策を研究テーマとする助教授のコンスタンティン・サマラスは「“おまけ”の機能」であると指摘する。彼は「数年に1回くらいしか使わないかもしれない贅沢な機能だと思います」と語る一方で、工具だけでなく家にまで電力を供給できる機能は、これまでEVに興味がなかった人たちをも振り向かせる可能性もあるとも言う。
ある島で滞在中、台風の影響で大規模な3日間の停電を経験したことがあるのだが、いくつかの家やコンビニは発電機を用いて電気を利用していた。
台風大国日本において、電線地中化計画はあるものの、膨大なコストと、それを理由にした電気料金値上げなどもあり一向に進まない。
遠い未来には実現するかもしれないが、今を生きる僕らには、EV自動車によって停電時もエネルギーを供給できるシステムというのは理想的ではないだろうか。
それが先述の記事のように、太陽光と組み合わさることでゼロエネルギーのリスクも回避できそう。
問題も多いと思うが、こういうことに国は率先して予算を導入して欲しい。
▼地元・三宮で行われている、若者支援型スタートアップ・プロジェクト
選出されたのが、ミシュラン3つ星レストランでの勤務経験のある料理人と、一般に開かれたプロジェクトとはいえ敷居は高いように感じた。
ただ、市が軸になって動いているというのが魅力的。
実際僕も、商店街の空き店舗を活用する上で、ほぼ同じような内容で会長に掛け合ったことがるが、全く受け入れられなかった。
こういうケースは頭が柔軟でないと実行まで移行しない。こういったことを前例にして、『資金がある企業+資金はないが夢と行動力と可能性がある若者』という接点に信用が付き、ローカルまで落とし込めるような、先鋭的な投資型社会になって欲しいと切に願う。
▼ALS発病しながらにして、自ら先陣を切って闘う武藤将胤さんのインタビュー
27歳で難病に 声も歩行機能も失った男性が目指す「誰もが挑戦できる社会」 - Yahoo!ニュース
武藤将胤さん(33)は6年前、「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」と宣告された。有効な治療法は確立されていない。病気と闘いながら挑戦を続ける武藤さんを取材した。
この方をインスタでもフォローしていて、日頃から活動を拝見させていただいている。
日本では、ALS患者の約7割が人工呼吸器をつけない選択をすると言われ、死んでいくことを選択するそうで、それほど「生きる希望」をそぎ落とす難病なんだと絶句した。
孤独な闘いを制しながら、その闘いの刺激を受けた周りの方々との、様々のプロジェクトを立ち上げながら精力的に活動する諦めない物語は凄まじい。
「人の世話になってばかりで、『自分らしさ』が損なわれると、未来に向かって生きていくのがどんどん怖くなってしまう。ALSはそういう病気だと思います。僕は若い年齢で発症したからこそ、みんなのQOL(生活の質)を支えていくテクノロジーだったり、仕組みだったりをいち早く見つけたい。みんなが使えるようにして、みんなが未来に踏み出せるようにしたいんです」
▼アップルが中国にとっているあからさまな姿勢
見る角度によって捉え方が露骨に変わる記事。
中国の世界や隣国に対する傲慢な姿勢を許容できない人は、この記事を読むとアップルが嫌いになりそう。笑
個人的には1企業のあり方として、ケースバイケースは当然だが、アップルマニアを自負する人間としては、こういう姿勢は若干ネガティブに映る。
普段ぼくたちが支払っている購入資金が、どんな企業に流れ、その企業はどんな行動や社会貢献をしているのか。というところまで調べて購入する姿勢が、これからの時代は必要だし、消費者に問われている。
▼Apple Watchの可能性を示す記事
スマートウォッチのデータから血液検査の結果を予測できるという研究結果
またスマートになってくれそう。健康のためにウェアラブル機器を使っているという人は、どれくらいいるでしょうか? 個人的には睡眠データに特化したOur...
Apple WatchがWatchの域を超え始めていますが、最近ようやく手に入れたApple Watchを触っていると、その可能性はビンビン感じます。
たとえば皮膚電気量が少ない(つまり汗の量が少ない)ことから患者が脱水状態にあることや、体を動貸していないのに体温が持続的な上昇していると疾患があること(血液検査で白血球の数が多いことからも裏付けられた)などが示唆されました。また、心拍数の変化からは血液中の酸素濃度の変化を予測でき、活動量が少ないのに心拍数が高いという場合には、貧血であることを示していました。
心電図などの解禁の遅さを見ると、日本独特のくだらない『何か』がストッパーになっているのは容易に想像できますが、『良いものは良い』と率先垂範で導入してもらいたいですね。
▼ハワイのある非営利団体の魅力的な取り組み
物価高とゴミ問題…美しい島ハワイの"負"に向き合うRe-use Hawai'iの取り組みとは | ヨガジャーナルオンライン
ハワイは全米でもトップクラスに入る物価高の州。その大きな理由は資源を他の州や国からの輸送に頼っているため。その資源がもしハワイの中で再利用できたら、ゴミ問題も資源の価格高騰の問題も両方が改善できます。そのミッションに向けて立ち上がった非営利団体Re-use Hawai'iの取り組みをご紹介します。
ハワイにあるRe-use Hawai'iという、非営利団体の取り組みがとても個人的には参考になるなと思った記事。
再利用は不可能ですが、Re-use Hawai'iの作業員による解体では最大80%の建材を再利用またはリサイクル可能な状態で回収できます。
僕も仕事柄、たまに解体作業をしますが、なかなかこうはなりにくい。
日本は納期に厳しく、施工スケジュールの関係上、小規模の解体であっても迅速な対応を求められすぎる傾向にある。
ただ、こういうことも一人一人の意識によって変わることなので、事業規模の小さい僕らだからこそ、参考にできる内容だとも思います。