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【ジーンズの育て方】デットストックを彷彿させる力強い演出。デニムの「ねじれ」を発生させる方法

 


その年毎や、年代、時代、性別によって、それぞれトレンドは異なるが、いつの時代もメンズのハートをキャッチしてやまない安定のアイテムといえばジーンズです

小学生の頃からジーンズに対しては異様なまでのこだわりを持っている僕は、今までのありとあらゆるデニムエクスペリエンスから、ジーンズはその所有者との呼吸の合わせ方こそが、その魅力を余すことなく発揮する方法と結論付いている。

しかし「レプリカ」ジーンズといえどその再現度はすさまじく、決して安くはない買い物だ。ましてやこれからジーンズを我が子のように育て上げようとする、父性万端のメンズ諸君はただならぬ情熱ゆえ、呼吸の合わせかたとかひとまず置いといて、絶対失敗は避けたいところだと思う。

前回は「洗濯」について徹底解説したが、今回はデットストックジーンズを彷彿させる演出「ねじれの発生」について解説していきたいと思います!


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ジーンズにおける「ねじれ」とは?


大戦モデルを中心としたデットストックジーンズの写真などで、向かって右側(左足)の側面の縫い目が正面へ向かってねじれているのを見たことはないだろうか。

デニム野郎の言葉を使うならアタリが正面を向くようにねじれてる状態。このねじれは、しっかり出たヒゲや、ミミやボタンフライのアタリ、逆に存在感が高まってる隠しリベットたちと共にはっきり濃淡のついたインディゴブルーのデニムをさらにもうワンランク演出してくれる。

ものによっては太もも辺りから一気に真正面までねじれ込んでいる場合もある。これは完全にしびれる。めちゃくちゃカッコいい!

より強い「ねじれ」を出すために

デニムにおける「ヒゲ」「アタリ」「ねじれ」などの必須ビジュアルは洗濯方法や回数と大きく関係があることは以前にも書いた通り。

だが、大前提として「ねじれ」に関してはデニムの縫製段階で決まっていることなので、レプリカジーンズのブランドやロットごとの縫製方法で大きく変わってくるということを頭に入れておいていただきたい。もちろん、普通に洗濯するだけで良いというわけではないが、「ねじれ」が出ないからといってレプリカジーンズの価値を下げるような類の話ではない。

これは購入以前の、そのデニムがこの世に産まれた時点ですでに決まっていること。これをふまえた上であってもデニム野郎が限界のねじれを出したいと思っているはず。これから圧倒的なねじれ、つまり今あなたの手元にある、めちゃくちゃイカしているデニムのねじれポテンシャルを根こそぎ発揮するための方法を伝授させて頂きたい。

乾燥機にブチ込む。それも家庭用ではなくコインランドリーの乾燥機。
もっと言うとコインランドリーの中でも極力熱量の高い乾燥機を探し出してブチ込む。

以前の記事を読まれた方だと「結局コインランドリーかよ」と思われる方も多いかもしれない。確かに「アタリ」や「ヒゲ」は洗濯回数や方法に気をつけさえすれば、最悪乾燥機なくとも出すことは可能だ。しかし「ねじれ」に関しては力強い業務用乾燥機なくしては実現不可能。それも特段熱量の高いやつでなければならない。

この、家庭では決してマネのできない業務用という社会的責任と納税の義務を背負っている聖地コインランドリーの放つ熱量こそが縮みとねじれを生み出すのだ。

ねじれのための洗濯のタイミング

さて、今の時点で「ワンウォッシュ以降」「ノンウォッシュを楽しんでいる」「買いたてホヤホヤ」の人と、状況は様々だと思う。

ノンウォッシュ、買いたての場合

まだデニムは縮んでない、もしくは汗でほんのり縮んでいる箇所がある場合、高い熱量を加えることで急激なねじれの発生を期待できる。

まずは洗剤を入れずに洗い、脱水。すすぎはしてもしなくても良いが、するなら色落ちの視点から一回が理想。縮ますという視点から言うならば、初期洗濯段階で限界まで縮ましたいことを考えるとすすぎはしておいたほうがよい。

洗濯機によって洗いの時間はまちまちだと思うので、洗いで時間を稼げるならすすぎはいらない。

そして完全に脱水した後は業務用コインランドリーにブチ込むのみ。時間は乾燥するまで100円を投入し続けよう。ゴワっとしたなんとも愛らしい姿で乾燥機から出てくるのと同時に、ものによってはねじれが発生しているだろう。

業務用コインランドリーブチ込む時におすすめしたいのは色がついても気にならない乾燥したバスタオルのようなものを同時に入れること。

乾燥時間を短縮できる利点のほか、タオルもデニムに絡み付き、ねじれをアシストしてくれているような気がしてならない。曖昧な発言ではあるが、今までずっとこの方法を採用し、確かなねじれを発生させている以上、僕は信じている。

ワンウォッシュ以降の場合

ワンウォッシュ以降」の人で乾燥機にかけてない場合、デニムは洗濯によってある程度縮んでしまっている。無論、縮む率は決まっているので、急激に高い熱量を今から与えたとしてもがっちりとねじれるかどうかは今日までのプロセスによって変わってくる。

しかし、それがイカしたデニムである以上、乾燥機というサンクチュアリーにブチ込まないで良いわけがない。レプリカジーンズであろうと、501XXであろうと、業務用乾燥機の熱量で、綿のDNAを叩き起こし、デットストックを追随する尊貴なデニムであることを根底から思い出し、自覚させ直すのだ。

今回のマジで。要はコインランドリー
先ほども書いたように、あくまで「ねじれ具合」に関してはブランドによって異なってくるので、ねじれにまでこだわる生粋のデニム野郎の方々は、購入前にブランドのショップスタッフさんに聞くことをおすすめする!

そしてデニムを育てるために必要な物、それは熱量の高い乾燥機。つまりコインランドリーなのだ。洗濯毎にブチ込むのが理想ではあるが、デニムライフの中でせめて一回でもいいのでいれていただきたい!洗濯機では決して見ることのできないデニムのゴワっとした表情と必ず出会えるぞ!

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  2015/11/22
       
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